今年の野沢菜
今年も恒例の野沢菜を漬けました。
白馬では冬支度の一環とでもいうか、野菜の保存方法のひとつが漬け物だと言えるでしょう。
農家の人は白菜やキャベツを収穫後、畑の片隅に穴を掘って埋めて、凍らないように土やわらを被せます。そんな保存法で野菜は、甘みをまして美味しくなるものもあるそうです。
野沢菜漬けはキムチと同じ乳酸発酵の漬け物で、美味しいだけではなく、植物性の乳酸発酵の
リブレ菌が長野県人の長寿と深い関係があるといわれています。
風邪予防、ガン予防など、スグレモノですから、皆さん夕食時にたくさん食べてくださいね。
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野沢菜は栄養価の高い野菜で、風邪予防やがんの予防にも効果のあるといわれているビタミンA(β-カロテン)やビタミンC、食物繊維、カルシウムが豊富に含まれています。
野沢菜250gあたりの栄養価はおおよそ次の通り
ビタミンA 3,000IU (カボチャ/1ヶ分)
ビタミンC 95mg (ミカン/4ヶ分)
カルシウム 275mg (牛乳/275cc分)
繊維 2.25mg (レタス/1ヶ分)
自然発酵させて酸味のあるの野沢菜漬やすっぱいキムチなどの漬物でも「ラブレ菌」が最近注目されています。
一時はこれらの食品は「塩分が多いのでは?」という誤解から敬遠された時期もあったようですが、肉食・カロリーオーバーの弊害に苦しむ現代人を救う健康バランス食品として、あらたに脚光を浴びてるということです。