長野県北部の地震について
3月11日、午後2時46分に起きた東日本大震災の被害状況が明らかになる前の、
翌朝12日の早い時間に、長野県北部の栄村を震源とする地震が起きました。
アッサムでは、神戸からお客さんが白馬に向かっている時間で、3:59に震度6強、
続いて4:32に震度6弱、さらに5:42にも震度6弱の地震が栄村で観測されました。
栄村は新潟県の十日町との県境で、白馬から90kmぐらい離れているでしょうか。
ただ白馬では震度3で、野沢温泉は震度5だったと報道されましたが、今のところ、
白馬で感じられる余震はほとんどありません。12日、白馬五竜47は点検のため
下部ゲレンデのみの営業になりましたが、13日からは全面滑走可能になって
営業しました。
ただ、12日の早朝にお客さんから連絡をいただいた時は、情報がまだ良く掴めて
おりませんでしたし、神戸から向かっていただいていたお客さんは携帯の緊急情報
で長野北部の地震だということで危機感を持っておられたので、白馬が震度3で
影響は軽微だということをお伝えした後はお客さんにご判断を委ねることに致し
ました。
今回の地震で、ご予約された方から、やむを得ずキャンセルのご連絡をいただく
ことも多々ありましたが、地震、津波、更に原発災害と追い打ちをかけた今回の
震災の報道を目の当たりにして、日本中を駆け巡っている今回の震災が、まだまだ
予断を許さないところにあるのは間違いないことでしょう。
震災が勃発して10日ほどたった今、この間に、世界地図が著しくバランスを欠く
ようになったことが感じられます。
ただ、被災地の東北の方が震災に立ち向かって生きていこうという姿勢を示されて
いるのは、新聞やTVが良く伝えている所です。そうであれば、地震、津波、原発
といった被害に直接遇ってない私たちは、それぞれの生活が許す範囲で、被災地の
方々の後方支援が出来るように関わって行きたいと思っています。