白馬は昨日、今日と冷え込んで雪が舞っています。
白馬五竜のゲレンデは、ピークよりアルプス平185cm、とおみ30cmと積雪が減って来ましたが、
今朝はなかなかのコンデションだったようです。
(アルプス平はまだまだ銀世界ですよ^^)
さて、1週間ほど前までの暖かな気候でアッサムの周りの雪はだいぶ消えて、
フキノトウがあちこちに顔を出しています。
早春の味覚のフキノトウは、冬眠から覚めたクマが真っ先に口にするものだとか
言われます(Mrクマの証言はありません)が、あの苦味成分には、健胃整腸作用、
解毒、食欲増進、咳止め、などの効果があるそうですね。
テンプラ、酢の物で食べるのもいいですが、毎年この時期にふき味噌を作ります。
酒のあてに、また温かなご飯と一緒に食べると、フキノトウの苦味が身体を巡って
春が来た喜びを感じます。私の作り方は以下の通り。
@)味噌200g、みりん大さじ6、三温糖大さじ6を合わせてよく混ぜる。
A)フキノトウ300gを細かくきざんでごま油大さじ3ですぐ炒める。
B)@の調味料をAに入れて、水分が少なくなるまでさらに炒める。
作り方はシンプルですが、ゴマ油でいためたフキノトウはアクがほどよく
おさまって香りもよくなり、そこに味噌が加わるとフキノトウと味噌の味の
奥行きがぐんと深くなります(不思議ですね!)。
アッサムのこだわりは、アフコ秋山農場製の手作り味噌8年もの(濃熟)
と1年もの(確然)を半々にブレンドして使うこと。あとひとつは、ごま油は
香りを押さえた太白のごま油を使うこと、ですね。
フキノトウはアクが強いから、採ってから早めに調理をすること。また、
洗ってからもきざんでからもアクですぐ黒ずんできますから、調味料を
先に用意した方がいいですね。
さらにこのふき味噌は、パスタソースに、マヨネーズやゴーダチーズを
載せてピザやカナッペにも使ってもたいへん美味しいので、この時期に
何としてでも作っておきたいですね。