栂池高原ヒルクライムにご参加です。
6月7日、第19回 JBCF 栂池高原ヒルクライムにご参加の埼玉のwdさんご一行です。
コテージに泊まられて、17.1km、標高差1200mのハードなコースを見事完走しました。
たいへんお疲れ様でした!
夕食はバーベキューを楽しまれました。
ありがとうございました!
来年もぜひ、皆様のお越しをお待ちしていますね。
6月7日、第19回 JBCF 栂池高原ヒルクライムにご参加の埼玉のwdさんご一行です。
コテージに泊まられて、17.1km、標高差1200mのハードなコースを見事完走しました。
たいへんお疲れ様でした!
夕食はバーベキューを楽しまれました。
ありがとうございました!
来年もぜひ、皆様のお越しをお待ちしていますね。
今年も新緑が美しい季節になり、白馬岳開山貞逸祭が5/30(土)に猿倉で行われました。オープニングのアルプホルンの演奏も心地よく、神事が終わってから、400人ほどの参加者は山案内人のガイドの説明に耳を傾けながら、白馬尻まで雪上トレッキングを楽しみました。
ぶなの新緑、栃の木の白い花、サンカヨウやシラネアオイなど、白馬岳の登山道ならではの植物も目を引いて、私たち地元の人間も、遠くから来られてご参加の方々も楽しい一日になりました。
トマトの苗を16本植えました。今年は気候も暖かで畑の準備も順調に進みましたので、例年になく早く植栽が完了しました。
大玉6本、ミディ2本、プチトマト8本ですが、今年も美味しいトマトをたくさん使って夏のディナーを用意できればと思っています。
白馬はまだまだ遅霜があったりして気温も低いので、肥料袋をこのように懸けて苗を寒さから守ります。
またしばらくしてから、報告をしますね。
窓辺の花も戸外の寒気を浴びて、けっこう零下になる事が多いのですが、今サクラソウが咲きだしています。冷たい空気に当たっているせいか、ピンクの色がひときわ鮮やかで、厚みのある花びらは暖かな感触です。サクラソウは一年でいちばん寒いこの時期に咲いて、見る人を和ませる花ですね。
正月前に、今年ほど雪が多く降った記憶はあまりありません。でも何とか、多くのお客様にお出でいただいて、無事に年末年始の営業を行っています。その少し前の除雪風景をご覧くださいね。
娘も奮戦中です。
青空が見えて来ました。
雪下ろしの前に、樅の木の雪を下ろさないと・・。
毎年息子がやっているのですが、今回は3時間ほどかかってしまいました。
除雪機も屋根の高さまで上がって作業しています。
皆様へ
23日の朝から新聞やテレビでたびたび報道されましたように、長野県北部地震で白馬は
震度6弱の強震に見舞われましたが、お陰さまで私たちの宿は食器の破損、棚の転倒
などはあったものの、人的な被害や施設そのものの被害という事態には到りませんでし
た。
被害が大きかった堀之内、三日市場という地区とアッサムがある飯田(白馬の森)とは
1.5〜2キロほどしか離れていませんが、姫川という河川を挟んで東側の地区に今回の
被害が集中しており、西側の五竜岳、唐松岳といった北アルプスの山の麓に連なる地
域に多くの宿とスキー場がありますが、どの施設も営業に支障が出るような被害には
至っていないようです。
昨日、白馬五竜スキー場、白馬47スキー場から安全宣言が出て、白馬五竜のアルプ
ス平ゲレンデはもう一回ほど積雪があればスキー場をオープンできるという知らせが
届きました。
また、白馬から長野までの県道の一部が通行止めになっておりましたが、仮復旧の状態
ではありますが、白馬と長野を結ぶバスは今日から通常運行になり、車の通行も可能に
なりました。白馬から大町、安曇野ICのルートはまったく問題はなく通行可能です。
また、JR大糸線の松本白馬間の運行は24日から開始しましたが、白馬南小谷間はまだ
復旧見通しが立っておりません。また国道148号線は、糸魚川と白馬のあいだがまだ不通
になっています。
多くのお客様からお見舞いのお言葉をいただきまして、たいへんありがとうございました。
また皆様方にご心配をお掛けしたままで、ご連絡が遅くなって申し訳ありませんでしたが、
ご質問、お聞きになりたいことがあればいつでもご連絡ください。
年末までに雪がたくさん降って、皆様に快適なスキーを楽しんでいただけるように頑張って
参りますのでよろしくお願い致します。
2014年11月26日 プチホテルアッサム 尾上 宏
11月22日、22時8分に起きた長野県北部地震。
震度6弱の揺れに突然襲われて、家族3人とネコ3匹がパニックに落ち入り
そうでしたが、なんとか無事に22日の夜を乗り越えることが出来ました。
(冬シーズン前と言うこともあって、幸か不幸か、お客様の宿泊がありません
でした。)
食品庫の棚からものが落ちたり、食器の一部が落ちて割れたりしましたが、
お陰さまで建物や人的な被害はなくて、ホッとしました。
お盆が何枚も割れたりしましたが、果実酒、ジャムなどに(幸運にも)破損が
でませんでした。
左上の瓶はナナカマドの果実酒で去年の秋に浸けたもの。飲み頃になりまし
たが、よく震度6弱に耐えてくれましたね。
客室は、202号室のユニットバスのトイレのタンクのふたが滑り落ちて
割れた、この被害だけですんだようです。
これだけ大きい地震で、こんなに小さな被害ですんだ偶然に感謝しています。
道路状況、ゲレンデの状況などが分かればまたお知らせしますが、皆さんから
お見舞いのことばや励ましのことばをたくさんいただき、本当にありがとうございました。
八方池をでてしばらく天気が良かったですが、実が赤く熟したナナカマドの群落と大きな残雪を見た辺りから風が出てきて、すぐ雪混じりの強風になりました。レインウエアーとザックカバーを取り出し、防水手袋に替え、40分ほど歩いて丸山ケルンに着きました。
ナナカマド。まもなく紅葉するでしょう。
強風に煽られながら丸山ケルン2460mの前でシャッターを。
この辺りで風をよけながら昼食をとり、撤退ではなく唐松岳山荘を目指すことになりました。
1時間ほど歩いて山荘が見えて来ましたが、道の脇は霧に閉ざされてまったく見えません。
唐松岳頂上山荘2620mのすぐ前、八方と五竜の分岐点。12時25分無事到着してホッとした所です。
予定はここから3,4時間歩いた五竜山荘泊だったのですが、風が弱まらないので今日の宿泊はココになり、すぐにビール、日本酒、焼酎、ワインなどで飲み会が始まりました。ザックに入れてきた北安大国冷やおろしが実に旨かったこと。
ゴンドラ乗り場760mから八方池2065mまでは、天気は上々と思って歩きました。頂にかかっている雲がとれれば、八方池に白馬三山が写るような絶好の登山日和だったのですが…。
ゴンドラとリフト2本を乗り継いで、八方池山荘の正面につき、そこから八方池を目指します。
木道や石を敷いた道が続いていて、足場は歩きやすくなっています。
歩き出して1時間半ほどで八方池のある第三ケルンに着きました。
八方池の向こう側には白馬三山が聳えているのですが、雲がかかったままで
姿を見せてくれません。
ダケカンバが冬の積雪で倒れるような角度で伸びています。
標高2000mの八方尾根中腹はもう黄葉が始まっていました。
9/18から1泊で唐松岳、五竜岳に行きました。18日は途中から風が強くなり雪も降ってきて、五竜岳頂上山荘を目指していたのに唐松岳山荘泊に。翌朝は快晴となり、唐松岳登頂とご来光も楽しめました。
18日の夕方4時半頃、突然霧が晴れてきて、山荘の真ん前に唐松岳が姿を現しました。
19日5時37分、山荘の脇からご来光をみることが出来ました。この頃は風が吹き荒れており、この後五竜岳を目指して歩けるかどうかが分かりませんでした。
山荘の食堂の正面、南側には剱岳が望めました。
登頂の記念写真。この後、リーダーがホットカルピスを作って皆で飲んで温まりました。
8月16日の午後、一昨年の夏にお泊まりいただいたIdさんファミリーがアッサムの
手作りジャムをお求めに寄ってくださいました。
白馬土産にアッサムの手作りジャムをと、ご長男の方のご希望とお聞きしましたが、
私も家内もたいへん嬉しかったです。
今回、アッサムに宿泊できなかったことをご夫妻は気になさっていましたが、白馬も
いろいろなタイプのいい宿がたくさんあるので、白馬にお出でいただいて寄ってくだ
さっただけで「たいへん嬉しい」事を申し上げました。
お客様と宿とのお付き合いも、いろいろな形で、気持ちが通い合うお付き合いが続い
ていくのが嬉しいですね。
今日と明日、7月26.27日は第17回の白馬クロスカントリー大会が行われています。
小中高校生から一般まで、1km、1.5km、4km、8kmまで、個人と駅伝競技が行われます。
今年も多くの方が参加して、スノーハーブの中は多くの参加者と観客で賑わっていました。
長野オリンピックのクロスカントリーのコースを走るのも気持ちがいいでしょうね。
テントもたくさん設営されていました。
エントリーされた方はこちらで受付を行い、ゼッケンと記念品を受け取ります。
観光協会の係として私も手伝いましたが、白馬村役場からも何人もの方が
応援できていました。皆さん、お疲れ様でした。
昨年の秋に植えた玉葱の苗300本が、7月の初めに収穫を迎えました。
2013年10月19日に、タマネギの苗を農協から仕入れて植えた所です。
100本490円×3(合計300本)、また、タマネギ専用マルチ(不織布)を2700円ほどで購入しました。
4月3日。畑の雪が融けて玉葱の苗が見えてきたので、追肥としての草木灰を
あげました。(半月後にもう1回)
ビニルマルチと違って、この布製のマルチは追肥ができるのがいいですね。
また追肥のタイミングが重要で、昨年は何日か見過ごして追肥が遅くなってしまった
ので、玉葱の根があまり肥大しませんでした。
その後、何とか順調に成長して、ほぼ3ヶ月たった7月2日に収穫できました。
(玉葱の葉が倒れて1週間頃が目安だそうです。)
量ってみると、ほぼ40kg近く、天日にあてて乾かしてから、箱とネットに
しまいました。
トマトソースや煮込み料理、ドレッシングなど、玉葱はいろいろな料理に
欠かせない食材です。アッサム畑の無農薬、有機栽培の玉葱は、食卓を
より楽しませてくれることでしょうね。
高校時代の友人のSさんと同期会でお会いしてから、3年ほどたったこの秋に、奥様と
アッサムをお訪ねいただきました。
(1)りき、白馬大橋の景色、観音原、青鬼集落
あずさ3号が着く11:24に白馬駅にお迎えに行き、昼時の混雑にぶつからないようにと、
まず蕎麦処、”りき”へ。
(温かい鴨なんばん蕎麦)
(ざるとろろ蕎麦、蕎麦は大盛りの八方で)
白馬産の蕎麦粉にこだわった、店主が打つ風味、のどごしも美味な手打ちそばを
ご夫妻に味わっていただきました。
明日の天気予報はかんばしくありませんが、今日はしっかりと白馬三山が晩秋の
景色を見せてくれていました。
ふもとの黄葉と雪をいだいた白馬三山が、松川にかかった白馬大橋から
くっきりと見渡すことが出来て、ご主人が奥様に見せたいといっておられた
白馬の紅葉にご満足いただけたようで、まずはホッと致しました。
次に訪れたのは、百体観音で知られる岩岳の観音原です。
広場を囲むように、西側(右)に西国三十三体、南側(正面)に坂東三十三体、
そして東側(左)に秩父三十四体の石仏(合計百体)が並び、ひっそとした
佇まいが見るものの心を打ちます。
紅葉と百体観音の風景は白馬ならではのものですね。
(秩父三十四番観音の最終、百体目はこちらの千手観音です。)
信州の高遠から石工を招いて作ったと言われていますが、どの石仏も彫が深くて、
150年ほどたっているのにほとんど風化して見えません。
(中央に配置された弘法大師像です)
さて、次は江戸時代末期から明治に建てられた14棟の茅葺民家(今は鉄板葺)が現存し、
棚田の風景が郷愁を誘う青鬼(あおに)集落を訪ねました。
200枚といわれる石垣を伴った棚田では、村外のボランティアの方の協力もあって
特産品の紫米が作られており、晴れていれば南西の方角に五竜岳の雄壮な姿が
望めます。日本の”原風景”を求めて、一年中、絵描きさんやカメラマンの方も訪れ
ます。
(お善鬼の館と名付けられた民俗資料館です)
(中央がお善鬼の館、左は生活されている建物です。)
国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている青鬼集落は、住民が
それぞれ生活している集落でもあります。集落の歴史を伝える青鬼神社
や石仏群、江戸時代に作られた用水路「青鬼堰」などもあり、時間がゆっ
くり流れる青鬼集落のなかで、のんびり過ごすのもおススメです。
(2)夕食の後は”田園を歌うカンタータの夕べ”へ
この日、友人の室伏義郎氏が経営する、食彩の宿 山の森では、ソプラノ森川郁子、
フラウト・トラヴェルソ塩嶋達美、チェンバロ岡田龍之介の3氏によるカンタータの夕べ
が催されます。
氏から前もって話を伺って私は4名分の予約をお願いし、早めの夕食をお出ししてから、
チェンバロの通奏低音が華麗に響き、トラヴェルソの優しい音色がこだまする田園のカン
タータを聞きに行きました。
(チェンバロの鍵盤はピアノと黒白が反対になっていました。)
(チェンバロの箱の中は格調の高いバロック風の装飾が施されています。)
J.C.ペープシュ カンタータ『コリュドン』、A.カンプラ カンタータ『田園の愉しみ』など、
ソプラノの森川さんの歌声が楽しげに、伸びやかに聞こえてきます。
演奏会は7時から始まり8時半ほどに終了(5曲+アンコール1曲)しましたが、お菓子と
お茶の接待をいただいて、参加者同士が歓談するひと時も楽しませていただきました。
(白馬村で『晩鐘』というミニコミ誌を発行されている中村敬氏の奥様から、5反の畑で
農作物をいろいろ作られているという話を伺ったのも収穫でした。)
ソプラノの森川さんが私たちの席にお出でいただいて、S氏と音楽とヨーロッパの歴史に
ついての会話をなさったり、またチェンバロの岡田さんが参加者のいろいろな質問に
丁寧に答えてくださったことも、アットホームな演奏会ならではのもので、たいへん楽しく
思い出深いカンタータの夕べを後にしたのは10時を回る頃でした。
* *
アッサムに戻って、ワインを飲みながら同年代の4人ならではの会話を楽しみ
ました。おつまみは、畑から抜いてきた大根と人参のスティックに、アッサム
オリジナルの青唐辛子味噌とふき味噌(マヨネーズを少し入れて)、バジル
ペーストなどのディップをつけたものです。
12時を過ぎてから、明日の天気が悪くならないことを願いながら、とりあえず解散
です。
朝新宿を発ってから、白馬に着いて、S氏ご夫妻は1日中動いていたのでお疲れ
でしたでしょうね。
(3)白馬からヴィラディストへ
昨晩調べましたら、玉村豊男さんのヴィラディスト・ファーム&ワイナリーのワイン祭りが
9,10日とやっていることがわかり、天気の期待は出来ないかとは思いながらも、S氏夫妻
をお誘いしました。
白馬から上信越道長野ICまで40km、そこから東部湯の丸ICまで40kmほど。
東御市のヴィラディストまで1時間半ほどで着きました。
私たちが前回ヴィラディストを訪ねたのは5、6年ほど前でしょうか。
その時に比べて、農園の規模がぐっと大きくなり、ガーデンの広さも、ブドウ畑
の規模も大きくなっていると感じました。
さて、今回のワイン祭りは、ワイン醸造を始めた2003年から10周年の節目に当たり、
ワイナリーツアー、オークション、ワインセミナーなどたくさんのイベントがありました。
(ガーデンで家内が惹かれたやぎ子さんは、なんとワイナリーツアーで伺って
分かったのですが、ヴィラディストワイナリーの5人の社員の一人でした。担当は・・、
雑草処理係だそうです。)
(もうひとつ。写真でもお分かりだと思いますが、やぎ子さんのよく手入れされた白毛の
ドレスに、皆が手を添えて”きれい””真っ白!”と褒め称えました。)
景色が開けたレストランでの昼食。三十食限定のブイヤベースのランチボックスを
2つ買い、タイ風カレー、山賊焼、サラダなどもシェアして食べました。乾杯は、ヴィラ
ディストの自慢のワインで。女性お二人はりんごのシードル(辛口)、S氏はシャルドネ
(だったような気がするのですが??)、私はノンアルコールのシャンパンをいただき
ました。
振舞っていただいたシードルとりんごジュースを玉村さんの音頭で乾杯をした後に、
ヴィラディストでも貴重品になってきたワインや玉村さんの私物を出していただいて、
オークションがスタートしました。
そしていつの間にか、2003年のスタート時期のメルローの限定品のオークションに
私も参加し、終に競り落としました。(金額は内緒です。。)
楽しい時間が流れて、最後の14時30分からのワインセミナー&講習会が終って
から、ヴィラディストを後にしました。
記念に4人で揃って、紅葉を背に「ハイ、チーズ!」と、写真に納まりました。
奥さん同士、昨日初対面なのですが、今日もずうっと楽しそうにお喋りが続きます。
家内も一緒に旅行者気分を満喫したようで、S氏と私は、女性陣の元気のよさに
「元気」をもらった気がした2日間でした。
冨田 治子さんの絵織り作品展に行ってきました。
(白馬「ギャラリー八方ぶらんしぇ」で9月1〜29日まで。)
地元の方には、白馬五竜のペンション峰絵詩(ポエジー)の奥さんと
言った方がピンと来る方が多いでしょう。
作品点数は40数点ほど。手作りの絵織り作品が、大作を含めてこれ
だけ展示されているのにまずビックリします。
雄大な白馬の自然風景、庭の花や木立といったものが題材になって
います。11年ほど前に水彩画の基礎を学び直されて、個展では水彩
画の作品とその絵織り作品が並べて展示されています。
原画になっている水彩もなかなかの大作なのに、それを元に絵織り
作品を作り、紅葉のグラデュエイションや雪山、冬の青木湖を幻想的に
描いたり、いろいろなモチーフが縦糸と横糸によって浮き上がるように
表現されていて、ギャラリー内を何度も回って見入ってしまいました。
枝の曲線を生かしたキャンバスの「月の光」「木々」「かたくり」「リンゴ園」なども、
写実的なものからメルヘン的な作品まで、心が和むような作品が多くて眼を瞠り
ました。
「織物で絵を書く」と言っても、ふつうは実感が湧きませんが、こんなふうに出来
るんですね。よほどの集中力と持続力、それに、織物を愛する気持ちが根底に
なければ、これだけの作品を作ることは不可能だと思いました。
また、作品の一点一点に使われている額が個性的で、完成度の高いものであ
ることに、初めて見られ方はビックリしたでしょうね。
私たち白馬五竜に住んでいるものはよくご存知の、手作り家具、ステンドグラス
などの製作をやっておられる峰絵詩のオーナー、冨田勝司さんの手作りです。
絵織り作品は、ひとつひとつが個性的で完成度の高いものと言えますが、優しい
風合い(もちろん素材はすべて天然木です)で作品をしっかり支えている「額」が
さらに作品の存在感を高めているのでしょうね。
個展はもう間もなく終ってしまいますが、下記のリンクには冨田 治子さんの絵織り
作品の製造過程を含めて、詳細な画像が記録されています。ご関心を持たれた方は
ぜひご覧になってください。
http://www.hakuba-kibou.com/haruko-eori/index.htm
梅雨があけて天気が安定してきた7月20日、友人のM氏の娘さんとうちの娘と
一緒に熱気球に乗りに行きました。
五竜の空はまだ雲が多かったのに、西の方からどんどん雲が切れてきて、
八方のジャンプ台頭上のアルプスがクッキリ見えてきました。
熱気球は一度に14,5人が乗れるそうですが、今回は半分ほどの人数で出発です。
地上を離れ、ガスに点火してさらに機体が上昇して、見る見るうちにジャンプ台より高い所
へ上がったような感覚です。
正面に見えているのは五竜岳です。
今シーズンは1月連休に続いて2回目の、幹事のse さん。
今回は、会社の皆さまのスキー、スノーボード旅行でご利用いただきました!
夕食はアッサムオリジナルの地鶏のたたき鍋、デザートはカラメルの香りが美味しい、
自家製のカスタードプリンをご用意いたしました!
seさんの娘さんの詩穏ちゃんと穂乃夏ちゃん、中国からいらした杜さんご夫妻の
文兮(ぶんけい)ちゃんと一緒に遊んだり、お兄さん、お姉さんに遊んでもらったり、
楽しそうでしたね。
あっという間に過ぎた1.5泊3日のご旅行でしたが、こうして集まっていただいて、
ワイワイ皆で楽しむ機会は大人にも子供にも嬉しい体験ですよね。
幹事のseさん、たいへんお疲れさまでした。
また機会を見つけて、皆様で遊びにいらしてくださいね。
お忙しい中、大阪、滋賀、埼玉からお集まりいただいたymさんご一行です。
雪が降り続いて、前日からの積雪も20cm以上に達する中、初日は白馬五竜へ。
視界が悪くてたいへんでしたね。
2日目のゲレンデは栂池、最終日は予定通りヤナバへ。
ご期待いただいている夕食は、初日はフルコースディナー、2日目は白馬豚と信州牛の
スキヤキをご用意いたしました。
種類が増えたアッサムジャムも、3回の朝食で25種類ほど、ほぼ全部を召し上がって
いただけましたね^^
お帰りの時には、思い思いのジャムを、お求めいただきありがとうございました!
日曜日の朝は、東の方からやっと陽がさしてきてホッとしましたが、3日間、ほんとうに
お元気に滑りましたね。
ありがとうございました!
今回ご一緒にこれなかった方は残念でしたが、来シーズンはぜひお待ちしておりますね^^
香港とパリからアッサムにお越しになり、6泊7日のスノーボード旅行をお楽しみになりました。
夕食は日替りで、フルコースディナーを3回、鍋料理を2回ご用意いたしました。
白馬五竜47のゲレンデでは7日間スノーボードを楽しまれましたが、白馬のゲレンデは
いかがでしたでしょうか。
十郎の湯にお送りしたり、送迎サービスで、塩の道温泉ガーデンの湯にも
行かれましたが、日本の温泉は楽しんでいただけましたか?
朝食に1度お雑煮をご用意しましたが、お二人とも喜んでくださったので嬉しかったですよ。
ありがとうございます。
滞在中に、アッサムのダイニングに飾ってある、父母が作った抹茶茶碗をご覧になって、
「抹茶を飲んでみたい」リクエストをいただいたので、お帰りの日に家内が抹茶を点てました。
BenoitさんもSylviaさんもたいへん喜んでくださり、「次回お見えになった時は着物を
Sylviaさんに着せてあげる」という話になって盛り上がっていましたね。
家内と娘と私の3人で献立を考え、お食事をご用意いたしましたが、
アッサムのおもてなしを楽しんでいただき、たいへん嬉しく思います。
お迎えした私たちも楽しませていただきました。
機会がありましたら、またお二人で白馬にいらしてくださいね。
ありがとうございました!
明けましておめでとうございます。
アッサムでは1月1日のディナーの前菜は、毎年おせち料理をご用意しています。
田作、伊達巻、焼き豚、なます、煮しめ、黒豆、栗きんなど、定番のものですが、
年の暮れから仕込み、元旦に仕上がります。
焼き豚(煮豚)は白馬豚の肩ロース肉をことこと煮込んで作ります。
栗きんとんの栗は秋に皮をむいて甘く煮て瓶詰めしたもの使います。
なますのにんじんは京都の金時にんじんを使うと、色合いが落ち着いてより
きれいに見えますね。
”この一年、健康で過ごせますように。”
今年も白馬のアッサムをよろしくお願い致します。
@)
37年前、大学の時にお世話になった佐佐木幸綱先生が、塩尻短歌館の講座の後に
白馬まで足を伸ばしてくださり、アッサムにお泊りになりました。
先生の豪快な笑顔とやさしい眼差しは今も昔とまったくかわらず、私と友人の森部ともども、
37年前にタイムスリップしたまま1泊2日のたゆたうような時間を過ごさせていただきました。
さて、若山牧水の酒の歌は367首あり、牧水の酒の歌を超えることを目標にしてきた酒豪の
佐佐木先生をお迎えするにあたって、胸を張れるような、個性的な銘酒を用意しなければいけません。
私と森部で協議を重ねた中で、今回は牧水ゆかりの信州佐久の地酒に絞ることになり、
「亀の海 純米吟醸」「茜さす 特別純米酒」「御園竹 濃醇旨口山廃原酒」「寒竹 特別純米酒 」
といった旨酒を揃え、もちろん先生の流儀で常温でご用意いたしました。
上等の酒を常温で上品に飲めと言わしし言のよろしさ
とは、昨年読売文学賞を受賞した先生の第15歌集『ムーンウォーク』に入っている歌です。
冷酒党の私でしたが、信州佐久の銘酒が味も香りも開いて、更にステージが上がった
楽しさを味わえることにビックリ。酒の余韻を楽しむには常温がイイですね^^
この晩は、明日の村内巡りの案内役をお願いした郷土史の第一人者、田中欣一先生にも
ご参加いただいて、家内と娘が作った和食風の手料理をつまみに、佐久の旨酒を飲み話を交わしました。
会がお開きになっても雨がシトシト降っていて、天気の回復は望めないかと気にかかっていましたが、
夜中12時半過ぎには何と天は星空に。
東京に住みながら野鳥や星座にも詳しい森部が、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、
こいぬ座のプロキオンの「冬の大三角」を私に解説をしてくれました。
明日はきっと青空が望めるだろうと、期待しながら・・・。
夜半はまた雨が降ったのか、雨が少し残っていた翌朝、窓から外を見ていた森部は
シマリスが遊びに来たのを発見。すぐ様、佐佐木先生と定綱さんに声をかけて、定綱さんは
リスとご対面することが出来たよう。
朝食は、アッサムの手作りジャムを楽しんでいただきたいので洋風で。
しかしながら、昨晩2次会をもたずに解散となったので、しょうゆ豆、みょうがとシソの佃煮、
野沢菜漬けといった常備菜を肴に、”茜さす 特別純米酒”も召し上がっていただきました。
ジャムもおかげ様で好評でしたが、定綱さん、森部、佐佐木先生共に、シマリスの訪問を
余韻に白馬の朝のほろ酔いを楽しまれているようでした。
(私はこれから運転があるのでご相伴はできませんでしたが。)
(アッサムを発つ前に、娘も一緒に撮らせていただきました)
A)
アルプスはまだ雲に覆われていましたが、予定通り村内見学ツアーへ出発。
コースは、樹齢500年の老杉群がある飯森の長谷(ちょうこく)寺(本堂の天井裏見学)、
国の重要伝統的建造物群に指定されている青鬼集落、187体の石仏が四角い広場を
取り囲むように並んでいる観音原の石仏群です。
(田中先生の庭の、鮮やかなモミジの紅葉をバックに撮らせていただきました)
長谷寺の本堂は江戸時代の前期、330年ほど前に建てられたもの。
(下2枚は長谷寺本堂の屋根裏の写真です)
屋根裏に使われている構造材は釘1本使われてなく、2、30cmの太さの梁が縦横に使われて
いるのを見てビックリしました。筋交いがなくても、、梁の組み合わせによって耐震構造になって
いるのでしょう。
壁は萱が荒縄で結束されていて(何度か張り替えられているとのこと)、たくさんの職人の技術が
結集して300年以上も持ちこたえ、今の長谷寺があることをまざまざと見せつけられました。
青鬼集落の棚田から見る五竜岳は圧巻ですが、残念ながら雲間に隠れたままでした。
(皆さんにカメラを向けている私を佐佐木先生が撮ってくださって、破顔一笑です。)
青鬼の入り口に立ち、集落を見守るように鎮座している馬頭観音、庚申塔(享保10、
万延元、昭和55)、大日如来など27体が向麻(むこあそ)石仏群と呼ばれ、その中で
ひときわ目立つのがこの双体道祖神です。
よく見ると、向かって右側の男性が盃を持ち、左の女性が酒袋を持っていて、互いの右手と左手が
寄り添って握っているのが分かります。
(白馬の双体神は安曇野より山里にあるものが多く、素朴で作りもののような感じがしないものが
多いように思いますが、いかがでしょうか。)
(観音原の紅葉と右に写るのが西国三十三番、坂東三十三番、秩父三十四番等の石仏です。)
コースの最終で、白馬大橋から見た白馬三山の雄姿が望めることを期待しましたが、山頂に大きな
雲が居座っていて、心残りのまま新蕎麦を求めて蕎麦酒房 膳へ。
白馬産が売切れで、残念ながら信州大町産の蕎麦粉を使った天ざるなどを注文。
ほのかに甘い香りが残る膳の新蕎麦は、秋の白馬を巡る旅の終わりに相応しく、先生たちは
白馬錦を常温(あての蕎麦の実味噌が美味でした)で楽しまれていました。佐佐木先生が
あてを気に入られて、お土産用を店の方に聞いてみましたが、用意がなくて残念!
アッサムで今度チャレンジして見ましょう。
佐佐木幸綱先生をお迎えした私と家内も、同行しながら深まっていく秋をしっかり体験できて、
白馬にいながら旅の楽しさをたっぷり味わえた村内旅行でした。
(家内と娘もステキな先生だと申しており、定綱さんとあまり話せなかったのを残念がっていました!)
佐佐木先生、田中先生、またお付き合いいただいた定綱さんも、2日間本当にありがとうございました。
白馬から長野の善光寺まで車で約50分。
長野で用を済ませてから、善光寺にお参りしてきました。
1750年に建て替えられた山門は、平成の大修理を終えた5年前から登楼出来るようになりました。
これまで、下から見上げていた巨きな山門は、上に上がってみるとこんな感じに長野市や北信州の山々を一望できます。
門といっても入母屋造りの立派な建物で、四天王像や壁画、四国八十八ヶ所霊場の
分身仏などが安置されており、文殊菩薩像もすぐ近くで見れるので興味深いですね。
後ろ(本堂側)からみても偉容がありますね。
今回の善光寺は、この山門に上がって参拝できただけでも、たいへん良かったと感じています。
昨年の冬、好評だった佐久の地酒、”無尽蔵”純米吟醸の秋バージョンの
”ひやおろし”と、同じく佐久・土屋酒造さんの無農薬米を使った特別純米酒
”茜さす”が入りました。
ひやおろしは、冬に仕込まれ、春先に搾った原酒を酒蔵で半年ほど寝かせた
お酒で、程よく熟成したお酒です。
この時期、酒造りに力を入れている各地の酒蔵はひやおろしを出荷しますが、
個性的なお酒を探すには、このタイプのお酒を試してみるのもいいですね。
さて、化粧箱の写真は、蔵元である橘倉酒造さんの大正期の出荷風景ということで、
創業が江戸元禄期という、長い歴史を思わせるいい写真です。
さらに正面には「美しい佐久の美しい酒」というキャッチが入っていますが、
信州各地の銘醸元の酒に比べて、佐久の酒は”旨口”とでもいえるような、
美味しい地酒がたくさんあるように思います。
佐久平はいいお米が獲れ、八ヶ岳水系の軟水がいいともいわれますが、
もちろん、30軒ほどの佐久の酒蔵がそれぞれ頑張っていることが大きな
理由だといえるでしょう。
”茜さす”は、「”佐久酒の会”が信州浅科村・五郎兵衛新田の農薬を一切使用
しない水田でイナゴやタニシと一緒に酒米”美山錦””ひとごこち”を育て収穫し、
手作りでで醸した特別純米酒」と瓶に説明があります。
どちらも、美味しくたいへん個性的な信州の地酒です。
アッサムにお越しの折は、ワイン、ビール、自家製果実酒などと共に、オススメの
日本酒もぜひご検討くださいね。
味覚の秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋・・・、あなたはどの秋が好きですか?
アッサムの周りにも色々な秋がありますので、ご紹介しますね。
【9/29】
午前中、白ネコのくこが見ている外を見ると、なんと走り回っている小動物が。
よく見ると、クルミをくわえて、忙しそうに走り回っているリスだった。
ふだんは木から木へ、外敵から自分を守るように動いているのに、今回は
ふつうの草地を走っていたから、カメラを持ってきてしばらく見守った。
何枚か撮った中の1枚に、クルミをくわえたリスが写っていました。
(今年買ったデジカメEX−ZR200の性能に感謝。)
【9/30】
カボチャの収穫。
大中小まちまちのカボチャが、合わせて20個ぐらい獲れました。
九重栗と白い九重栗というカボチャで、外見はよく熟して美味しそう。
”カボチャと紅玉りんごのジャム”、”カボチャバター”、これから
このカボチャで作りますね。
【10/1】
長野市の西沢りんご園さんに、紅玉りんごを仕入れに行きました。
アッサムの紅玉りんごジャム、またカボチャと紅玉りんごジャムには
なくてはならないりんごですが、日持ちが悪く味がボケやすい種類
なので、あまり市場に出回りません。
スポンジに塩をつけてよく磨き洗いする。
皮ごと使う紅玉りんごジャムを作る時にする作業ですが、そのせいか、
りんごがよく光っていますね。
【10/3】
パープルスィートロードという、紫イモの品種のサツマイモを収穫。
サツマイモは収穫後、3,4日陽に当てて干すと、デンプンが糖分に変わって
甘くなるそうですね。
【10/3】
庭に咲いた、秋名菊とホトトギス。
どちらも、少し寂しい秋の風情が感じられますね。
秋名菊
ホトトギス
白馬の、信州の秋の味覚を愉しんでいただけるように、【秋の収穫祭プラン】
をご用意いたしました。
メインディッシュは信州牛か伊勢海老から選べるというプランはそのままに、
オードブルからデザートまで、”収穫の秋”を感じていただける、メニューに
なっております。
また、好評のデザートの手作りケーキは、前もってお申し込みいただくと、
3種類からお好きなだけ召し上がっていただけます。
(「3種のケーキ食べ放題プラン」500円)
(カボチャのチーズケーキ)
秋の小旅行をお考えの方にはオススメです。
また更に、女子会の旅行には、500円のプラス料金なしで「3種のケーキ食べ放題
プラン」をお付けいたしますので「女子会」と明記してください。
アッサムのホームページ、また、じゃらんネット掲載の【秋の収穫祭プラン☆
信州牛or伊勢海老付フルコース】 からお申し込みください。
41年前、同じ大学に学び、その後の人生は思い思いに生きて、14年振りに
アッサムを訪ねてくれました。
共通する点は、ネコと本と連れ合いを愛している事でしょうか。
1998年8月6日に、49歳のmr氏はパーキンソン病に罹ったことを告げるために
アッサムを訪ね、今年の4月、mg氏は転移ガンが見つかり入院して抗がん剤
治療に入る事を手紙にしたためました。
mr氏は発病して14年目ながら、奥様と一緒に秋田の湯沢から12時間ほど
かけて白馬に到着。6月末に退院して9月に再び治療が始まるmg氏は、
単身JRで白馬に着きました。
友に会いたい思いで、遠路アッサムを訪ねてくれた事に目頭が熱くなります。
こうして集ってみると、みんないい人生を生きているよと、胸を張って言える
ように思いました。
やっぱり、人間の精神力、生きる気力は、病をねじ伏せる力を持っているんだ
と実感すると共に、この力が持続することを信じたいと思いました。
早朝、6時半から、ライオンアドベンチャーさんの熱気球体験に行ってきました。
白馬三山を一望できる晴れの日に体験したいと思ったのですが、梅雨明けが
宣言されたにもかかわらず、なかなかすっきり晴れません。
朝出るときは雲が広がっていたのですが、会場のジャンプ台下の駐車場に
行ってみると、思ったより回復してきて、ラージヒルもハッキリみる事ができました。
気球の高さはおよそ30mと聞きましたが、前方のジャンプ台(ラージ130m、ノーマル110mほど)
が小さく見えるほど迫力がありました。
これから白馬に来られる方、良かったら体験してみませんか?
因みに、宿泊の方には大人2,100円、小学生1,500円(通常各2,400円、1,600円)で
ご用意いたします。
白馬五竜の東山自然園にホタルが見られるようになりました。
一昨日、お客様のayさんと一緒に、ご案内ということで行ってみましたので報告です。
県道から白馬山麓植物園に入り、少し狭い道をゆっくり進んで自然園の駐車場へ。
すると、はぐれホタルが飛んでいるのがすぐに見られ、ayさんの奥様から歓声が
上がりました。
そこから自然園の東屋の方まで数分歩き、ホタルが少しずつ飛んでいるのを確認し
ながら、アヤメやヨシが自生している自然園の木道を歩いて奥の方へ進みました。
観察に来られているご家族の方が1組おられましたが、暗闇の中にホタルの点滅が
其処彼処に見られ、大人も子供も少し興奮して見入ってしまいました。
持参したデジカメでホタルの撮影は難しいのですが、ayさんの一眼レフではどうでし
たでしょうか。代わりに、その場の雰囲気をお伝えする写真をご覧ください。
自然園のホタル観察は、年によって違いますが、8月中旬まで見られることが多い
ようです。お盆の時を除いて、平日やあまり混んでいない日はご案内をしたいと
思っていますので、よろしかったら遊びにいらしてくださいね。
今年の5月21日は、私たち夫婦の34回目の結婚記念日でした。
といっても、一般的には、全国的に広範囲で見られた金環日食
の日だったといった方がいいのですが・・。
そんな訳で、私たちも前日に思い立って、金環食観察に出かける
ことにしました。
目指す所は、塩尻市のみどり湖PAです。
白馬は部分日食しか観れないそうなので、34回目の結婚記念日を
思い出深い日にするために、前の晩からお弁当を作って、朝5時半
に家を出ました。
ただ急に決めたために、観測グラスを探したものの、とうとう手配でき
ませんでしたが・・・。
みどり湖PAに7時過ぎに着きましたら、辺りは観測の人がけっこう
いましたが、女性3人グループの方が声を掛けてくださって、観測グラ
スを貸してくださいました。
ありがとうございました。お陰さまで、観測グラスを持たない私たちも、
金環食をしっかり見ることが出来ました。
30年以上も夫婦をやっているとそんな時もあるんですね。昨日は観察で
知り合った女性3人の方も祝ってくださり、忘れられない記念日になりました。
数年前に大町に出来た、ヒーリングガーデン”ラ カスタ”に行ってきました。
「アルペンローゼ」という化粧品会社が作ったこのガーデンは、庭の雰囲気を
損ねないように、1日の入場者を100名に限定して、電話(またはインターネット)で
予約が必要です。(入園料一人800円、水曜定休です。)
お盆やゴールデンウイークは入れない時もあるようですが、平日はそんなに
気にしなくても大丈夫だそうですが。
家内と2時間近く園内を回ってみましたが、庭が立体的に造られているために
見た目よりも広いように感じられ、ゆったりと愉しむことが出来ました。
また5月平日だったので来園者も少なく、プライベートガーデンを散策している
ような感覚になるほど静かで、この庭のコンセプトも”悪くはないのかな・・”
という気分になりました。
http://www.alpenrose.co.jp/garden/index.html
http://www.lacasta-garden.com/ ブログ≪癒しの庭園≫
アッサムから車で40分ほど、ゆったりとした気分になりたい方にはオススメです。
宮城県塩竃市の相原酒店さんからお酒が届きました。
宮城県の酒造好適米「蔵の華」で造った特別純米酒” 大和伝”と”阿部勘”。
純米酒”乾坤一”。そして”震災復興酒 希望の光日高見”です。
相原酒店さんは、今回の震災で店舗が津波の被害にあって壊滅状態になりました。
そして2ヶ月たった今、仮店舗の営業を目指して頑張っておられるたいへんな状況
のなかで、ホームページからの注文に応えて商品を発送してくださいました。
宮城や岩手の酒造店も大きな被害に遭ったところが少なくありません。
”日高見”の平孝酒造も石巻で甚大な津波被害に遭いましたが、その時に
被災したモロミが偶然の積み重ねで生き延びて、この「希望の光」が出来上がりました。
そのいきさつが裏のラベルに書いてありましたが、少し読みとりにくいと思いますので、
下記に記してみます。
このお酒は、平成23年3月11日(金)の東日本大震災によって被災したお酒です。
純米酒を中心に大吟醸や純米吟醸など、発酵中のお酒が被害に遭いました。震災
直後、仕込み蔵は地震の揺れの激しさから、発酵中の醪(お酒)がタンクから溢れ、
床一面、白い絨毯を敷き詰めたのかと、錯覚するような情景でした。溢れ出た醪は
霧状になり辺り一面に立ちこめ、蔵の奥が良く見通せない状況で、目の前の光景を
疑いました。そして、溢れ出た醪が発生している音なのか、今までに聞いた事のない
ような音が蔵内にこだまし、まるで醪の悲鳴のようにも聞こえ、何とも言えない恐怖
感を覚えました。建物のいたるところが壊れ、立ち入ることが困難になり、同時にラ
イフラインが寸断し、発酵中のお酒の管理が出来なくなってしまいました。何の手立
ても出来ず、ただ、唖然と指をくわえて見守る日々が続きました。一週間が過ぎても
復旧の目処が立たず、発酵中の醪の全廃を覚悟してました。しかし、震災から二週
間目、電気など一部ライフラインの復旧などが重なり、諦め掛けていた醪を、遂に
お酒といて甦えさせる日々がやって参りました。ただ、放置している時間が余りにも
長く、垂れ口から搾りだされるお酒の品質がとても心配でした。しかし、我々の心配
をよそに、そのお酒のはとても力強く生命力に溢れ、我々に勇気と希望を与えてくれ
ました。本来の酒造りでは、如何に良い酒を造ろうかと凌ぎを削りますが、このお酒
のからは普段の酒造りでは味わえないを貰いました。蔵の有る宮城県石巻市には
この度の震災で、壊滅的な被害を受けました。 勿論、弊社も甚大な被害を受けま
した。しかし、被災した石巻市の惨状を見た時に、弊社は本当に生かせれたのだと、
強く感じるほか有りませんでした。普段の生活では感じ得ない。感謝の気持ちを強
く痛感させられ、造り酒屋として何か地域に貢献する事は出来ないか、自然に、そ
の様な気持ちが芽生えて参りました。そして、この気持ちを大事にしたいと考えるよ
うになり、この被災したお酒を震災復興酒として販売し、少ない金額になりますが、
売上金の一部を義援金として、私達の住む石巻市に献金したいと考えております。
また、我々が励まされた、このお酒を通して、ご愛飲頂く全ての方々に希望の光
をお送りする事が出来れば幸いに思います。
(株)平孝酒造 店主謹白
気持ちが高ぶるのを押さえながら、この酒を飲んでみました。
喉にスッと落ちてくる時にえもいわれぬ香りと余韻を感じさせるこの純米酒は、
不思議な旨さを湛えています。「溢れ出た醪が発生している音なのか、今までに
聞いた事のないような音が蔵内にこだまし、まるで醪の悲鳴のようにも聞こえ、
何とも言えない恐怖感を覚えました」と書かれていますが、この酒を飲んだ時に
覚える感動は、平孝酒造さんの筆舌しがたい体験につながるものがあるような
気が致します。
”醪の悲鳴”は一瞬しか聞こえてこないかもしれませんが、この酒が語りかけて
来る物は、酒飲みの数だけあるかもしれません。多くの方がこの酒を賞味して、
自然の猛威にさらされながら、からくも生き延びた”醪の悲鳴”ならぬ”醪の声”
に耳をかたむけてみるのはどうでしょうか。
4月11日に、震災以降にお泊まりいただいたご宿泊代の10%などを、白馬村、日本赤十字社を通して東日本大震災の義援金として納めさせていただきました。金額は18,000円になります。ご協力ありがとうございました。
@)
今年の冬シーズン、2月の初めから3月末まで、アッサムの居候として頑張った
タカシ君が昨日東京に戻った。
2ヶ月間のあいだ、本当に、お疲れさんだったね。
いつもは私と家内と娘(+ネコ3匹)がアッサムだったけど、タカシ君もアッサムの
メンバーになった。家内とミオはそれを楽しんだし、私も見ていてハラハラするど
ころか、かなり楽しかった。家ネコのシープもクコもミナも、すぐに懐いてけっこう
リラックスしているみたいだったよ。
でも2月のうちはけっこう忙しかったし、初めての体験ばかりだったと思うから、タカ
シ君にとってはいろいろたいへんだったと思う。
連日20〜30cmも雪が降って除雪をしたり、マイナス5度の物置の漬物桶から野沢
菜を持ってきたり、毎日のバスルームやトイレの掃除、客室の清掃、ベッドメーク、
夕方になれば、お客さんのテーブルのセットや食事のサービス、後片付け、ガス台
とレンジフードの清掃、床拭き・・・、数えればキリがなかったよね。
時間が取れると、晴れた日は村内を歩いて写真を撮ったり、大糸線に乗って松本に
行って半日以上歩き回った事もあった。
それから、比較的に暇な平日に壁紙の張替えをやったり、(間近にお客さんが決ま
って、慌てた時もあったり・・)、壁紙をはがす事が想像以上にたいへんだった。
じゃらんのクチコミで「車の雪を払ってもらえて嬉しかった」と書いてくださったり
して、苦労も多かったけど、お客さんに喜んでいただけたことが伝わってくると嬉し
かった。たかし君にそれを伝えるとちょっと照れるような顔をしていたけどね。
A)
3月に入って、(お客さんがあまりいなかったから)昔の勘を頼りにスキーを始めた。
広い白馬五竜のゲレンデのほんの一角からスタートして、だんだん、中級の斜面も
滑れるようになり、余裕を持って白馬三山や五竜菱も望めるようになった!
B)
仕事の時も、私たちと食事をとる時も、スキーから帰って来た時も、タカシ君は
いつも変わらない笑顔を私たちに見せていた。
それが私たちを和ませ、娘や家内の親しみがタカシ君に笑顔を導いたと考えれば、
「アッサム」というひとつ屋根の下の生活は代え難いものだったたことになるだろう。
人は生まれて育って、人と出会ってさらに大きくなるが、「自分」に出会うことは本当は
至難の技だ。自分を斜めから見ることが出来ても、自分に「向い合う」ことはなかなか
出来ない。
そんな時は、家族や友人の眼に映った自分を探すのもいいだろう。自分に本当に
「向い合う」ために、人と人との出会いはあるかもしれない・・。
3月11日、午後2時46分に起きた東日本大震災の被害状況が明らかになる前の、
翌朝12日の早い時間に、長野県北部の栄村を震源とする地震が起きました。
アッサムでは、神戸からお客さんが白馬に向かっている時間で、3:59に震度6強、
続いて4:32に震度6弱、さらに5:42にも震度6弱の地震が栄村で観測されました。
栄村は新潟県の十日町との県境で、白馬から90kmぐらい離れているでしょうか。
ただ白馬では震度3で、野沢温泉は震度5だったと報道されましたが、今のところ、
白馬で感じられる余震はほとんどありません。12日、白馬五竜47は点検のため
下部ゲレンデのみの営業になりましたが、13日からは全面滑走可能になって
営業しました。
ただ、12日の早朝にお客さんから連絡をいただいた時は、情報がまだ良く掴めて
おりませんでしたし、神戸から向かっていただいていたお客さんは携帯の緊急情報
で長野北部の地震だということで危機感を持っておられたので、白馬が震度3で
影響は軽微だということをお伝えした後はお客さんにご判断を委ねることに致し
ました。
今回の地震で、ご予約された方から、やむを得ずキャンセルのご連絡をいただく
ことも多々ありましたが、地震、津波、更に原発災害と追い打ちをかけた今回の
震災の報道を目の当たりにして、日本中を駆け巡っている今回の震災が、まだまだ
予断を許さないところにあるのは間違いないことでしょう。
震災が勃発して10日ほどたった今、この間に、世界地図が著しくバランスを欠く
ようになったことが感じられます。
ただ、被災地の東北の方が震災に立ち向かって生きていこうという姿勢を示されて
いるのは、新聞やTVが良く伝えている所です。そうであれば、地震、津波、原発
といった被害に直接遇ってない私たちは、それぞれの生活が許す範囲で、被災地の
方々の後方支援が出来るように関わって行きたいと思っています。
今回の震災に遭われた多くの皆様、またご家族、ご親戚、ご友人の方々に、
心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
当館は被害はなく、ご宿泊いただいた皆様からお一人に付き1,000円の義援金を
お預かりしたと受け止め、通常通りの営業を行わさせていただいております。
当面、冬季営業は4月10日までとなりますが、ご宿泊代の中から、大人1泊2食付
1名様につき1,000円(素泊まり1泊1名、小人1泊2食1名様500円)を東日本大震災
への義援金としてお預かりしていると考え、白馬村社会福祉協議会 (0261-72-7230)
を通じて寄付させていただきますのでよろしくお願いいたします。
金額などについては、後日このブログで報告させていただきますのでご了解
いただければと思います。
2010年の暮れから、ダイニングルームの出窓の空間に陶芸の展示コーナーを
設けました。
抹茶碗、花器、花瓶、壷、水指、小鉢、急須、徳利、猪口、湯呑など、種類は
けっこう多岐にわたっています。
私の父(1918〜2008)と母(1922〜1999)が70代の頃に、柏市の老人大学に通って
作ったものです。
父は94年から99年のあいだに90点ほど、母は93年から97年のあいだに70点ほど
の作品を作っています。
器一点一点の写真と制作の覚え書きを記したノート(写真帳)2冊が保存されており、
70代のまだまだ元気な頃、陶芸に熱中していた父と母の姿を思い浮かべることが
出来ます。
ものつくりとはあまり縁がないサラリーマンの家庭に育った息子から見て、陶芸を
学んでいた頃に実家に行った時や、アッサムで使う野沢菜漬を載せる皿を注文して
作ってもらった時、昭和の時代に勤勉に働いて私たちを育てた頃とは違う、生活を
楽しんでいる柔和な姿を見たのを覚えています。
全部の作品が白馬に来ているわけではありませんが、これから展示する作品を時々
替えて、70代の父と母が遊んだ陶芸の世界を私も楽しんでみたいと思います。
たいへん遅くなってしまいましたが、やっとどうにか、年末年始の
写真館の掲載が済みました。
お待たせしてスミマセンでした。
お客様には、3連休の前には済むつもりでお話をさせていただいたのですが、
(イイ訳をすれば)ほとんど毎日のように降っていた雪の除雪や、連休中の
忙しさに押されて、予定通りに進まなくなってしまいました。
こういうのは、旅行の余韻が残っているうちに見たいと思われるでしょうから、
早くしたかったのですが・・・。
3連休分はもうじきアップできると思いますので、もう少しお待ちくださいね。
PS お詫びに、ウチの新入りネコ(ミナ)の写真をご覧いただければ・・。
去年5月生まれのメスで、ちょっと恥ずかしがりやなので、お客さんに
あまり会っていません。早く、お見送りが出来るようになれば・・と
思ってるのですが。
来週の土曜日、22日は、みねかたスキー場で火祭りが行われます。
ちょっとローカルな火祭りですが、みねかた(峰方と書きます)には寛文8年
(1668年)に建てられた諏訪神社が残っていて、目通り11mに及ぶ御神木
もそびえていて、独特の雰囲気を体験出来るのでは・・・と思います。
みねかた火祭り:1月22日(土)は、どんど焼き、たいまつ滑走など冬の澄み切った夜空の下で毎年開催の幻想的な火祭り。樽酒のふるまい、餅つき、抽選会などお楽しみ企画もいっぱい。
午後8時開始、午後10時頃終了予定
場所:みねかたスキー場山麓リフト乗り場付近
今シーズンのスキーこどもの日は、1月16日、2月20日、3月20日(毎月第三日曜日)です。
日曜の小学生以下のリフト券が無料ですから、小学生のお子様が多いファミリーの方は
たいへんお得ですね。
今シーズンアッサムでは「、スキーこどもの日」の前日(土曜日)または当日にご宿泊時の
小学生料金を大人の半額に割引かせていただきます。
コテージでもプチホテルでも大人料金の半額になりますので、ぜひご利用ください。
(アッサムのホームページから、またお電話でご予約、お問い合わせください。)
白馬五竜47はクリスマスの頃から全面滑走になり、いいゲレンデの状態が続いています。
年末年始も大雪にならず、思ったより渋滞にもならず、比較的順調だったように思います。
ご利用いただいた多くの皆様、お疲れ様でした、ありがとうございます。
白馬五竜のアッサムにお泊りいただいて、思う存分ゲレンデで楽しんで、
明日からの活力を充電していただけたでしょうか。
またのご利用をお待ちしております。
これまでアッサムをご利用いただいた多くの皆様、
ホームページを訪問していただいているたくさんの皆様、
この一年がいい年になりますよう、祈っております。
アッサムジャムショップをご利用いただいている皆さま、いつもありがとう
ございます。
現在、ショップページからのご注文が出来ない状態になっておりまして、
誠に申しわけありません。
ショッピングカートが復旧出来ませんので、今しばらくメールでのご注文を
お願い出来ればと思います。
在庫に変更があれば更新するようにしておりますので、ジャムショップの
在庫品名をご覧いただいて、メールでご注文いただくようにお願い致します。
昨日、信州最南端の天龍村に行って、満開の竜峡小梅の花とカンザクラの開花を見てきました。
信州北部の白馬村から天龍村まで、160kmぐらいあるでしょうか。
信州の北の端から、南の端まで走るのは、大げさに言えば、本州を横断するような感覚ですね。
雪に閉ざされた白馬に住んでいて、満開の梅の花を見ると、
同じ県内だとはとても思えません。この日は、風に運ばれてくる
梅の香を深呼吸して、春の訪れを満喫しました。
飯田線の伊那小沢という駅に、信州で一番に咲くカンザクラが10本ほどあります。
今日は八分咲きぐらいのように思えますが、ちょうど見に来た方がいたので、写真を
撮ってもらいました。
今年も恒例の野沢菜を漬けました。
白馬では冬支度の一環とでもいうか、野菜の保存方法のひとつが漬け物だと言えるでしょう。
農家の人は白菜やキャベツを収穫後、畑の片隅に穴を掘って埋めて、凍らないように土やわらを被せます。そんな保存法で野菜は、甘みをまして美味しくなるものもあるそうです。
野沢菜漬けはキムチと同じ乳酸発酵の漬け物で、美味しいだけではなく、植物性の乳酸発酵の
リブレ菌が長野県人の長寿と深い関係があるといわれています。
風邪予防、ガン予防など、スグレモノですから、皆さん夕食時にたくさん食べてくださいね。
(お土産用に600円で販売していますからこちらもどうぞ!!)
昨年ゲレンデ行きのシャトルバスが、すぐ近くのビラ雷鳥さんの前から出るようになりましたが、今年から便が増えて下記のようになりました。
行き⇒ヴィラ雷鳥発 8:30 9:15 10:15
帰り⇒エスカルプラザ発 15:30 16:30
また、以下のエスカル発はクック行きの便ですが、ドライバーの方に頼めば、さらに下って雷鳥前まで来てくれるようです。
帰り⇒エスカルプラザ発 13:20 15:00 16:00 17:00
ゲレンデの駐車場は無料ですが、コテージの方が揃ってゲレンデに向かうとは限りませんので、行きたい時に滑りに行って帰ってこれるシャトルバスが近くから出るのはたいへん朗報ですね。
昨年夏にお出でいただいたお客さんから、オクラと花オクラの種をいた
だきました。
オクラというのはアオイの仲間で、きれいな花を咲かせますが、地温
が30度近くにならないとなかなか発芽しません。
6月中頃にマルチを敷いて種を蒔いたのですが、発芽したのは7月中
頃になってからでしょうか。
7月の白馬は雨も多く涼しかったので成長に時間がかかり、やっと花を
咲かせるようになったのは8月後半のことでした。
この写真だけでは分からないですが、花の直径は10cmほどあり、さやを
食べるオクラの倍以上あるような気がします。そして肝腎の食味ですが、
枝や顎の辺りはうっすらとぬめりがあって、口に含むとクリーム色の花び
らはあっさりとした味で美味しく食べれます。
サラダで食べるのもいいですが、焼き肉などで巻いて食べるのもいいかも
しれませんね。
明けましておめでとうございます。
まだ松の内とはいえ、だいぶ遅いご挨拶になりましたね。
昨年中ごひいきにしていただいて、ご利用いただいた多くの
お客様、ご検討、お問い合せをいただいた皆様。
本当にありがとうございました。
今年でアッサムは16回目のお正月を迎え、何とか営業の灯を
点し続けております。バブルが終息した1990年にオープンして、
景気動向が悪化するなかで時代の波に翻弄されながら、多くの
皆様に訪れていただきました。
10年以上お付き合いが続いて、毎年お正月のスキーを楽しんで
いただいているお客様。
カップルでご利用いただいてから、ご結婚、お子様の誕生を迎え
て、今では二人のお子様が毎年実家に帰るようにアットホームに
訪ねてくださるご家族。
冬はさのさかでモーグルにチャレンジして夏はウオータージャンプ
と、1年中繰り返してご利用いただいているご夫婦・・・。
多くのお客様に見守られながら、アッサムも白馬の地に根を生やし
て15年の歳月を刻むことが出来、この年月が何よりの財産だ
と感じております。
この一年も、信州の僻村である白馬村の観光環境は厳しい状況が
続くと思われますが、様々の世代のお客様とのお付き合いを大切
にして、白馬の大自然のなかで遊び、疲れた心と身体を癒すお手
伝いが出来るように頑張っていきたいと思っております。引き続
きご支援、お付き合いを皆様にもお願いしたいと思っております
ので宜しくお願い致します。
早く雪が降って欲しいと思いながら、今年もまだまだ冬の準備が済んでいません。
昨日は外が雪降りなのに、野沢菜漬けをやりました。
中条村の堀内さんのおじいちゃんが作った野沢菜を受け取ってきたら、外はもう
暗くなって来ました。今年も例年と同じ100Kの野沢菜を五つの桶で漬けます。
ここにあるのは今日の午前中、畑から収穫してきた野沢菜をきれいに洗って5Kずつ
の束にしたもの。(これで10束50Kです)堀内さん、毎年お疲れ様です。
雪が降る直前まで畑で何度も霜に当たっているので、漬けると柔らかく甘い野沢菜
漬けが出来ます。
葉と茎の根本を1本ずつ丁寧に洗って、塩と昆布と煮干しを合わせながら野沢菜を
並べて桶に詰めていきます。これが言うよりけっこう難しく、アッサムのキッチン
をあずかる奥様の手練れの仕事で、その年の野沢菜漬けの味を決めるものです。
あとは外と同じ位寒い納戸に置いて、きれいに洗った石をいくつものせます。
漬け物石は材料の3倍(この場合はひとつの桶に25〜30Kの石を3つ位)が目安だそ
うで、一晩で水が上がるぐらい重いものを載せて、水が上がったら降ろして軽くす
るのがコツです。
次の日、日曜日は一時晴れ間が見えてきましたが、午後になって冬型が強くなって
次の日まで降り続き、5日も相変わらず降っています。
白馬村内は真冬のような雪景色で、12月の一時にこんなに集中して雪が降るのも
珍しいようです。アルプス平は100cmを超えて、明日は何センチの積雪になってい
るでしょうか。
東京は木枯らしが吹いたそうですが、ここ信州の白馬は、雪こそ降っていませんがけっこう冷え込んでいます。カゼも流行っているようですね。
昨年はこの時期に花梨ジャムやかりん酒を作って、一昨年は、かりんのハチミツ漬けやハチミツかりんジャムを作りました。
かりんは疲労回復やカゼの時にとっても効果がありますよね。
さて、今年はコトニャータです。
イタリアで伝統的に作られてきたお菓子で、かりんと砂糖を煮詰めてゼリー状に固めたものです。
かりんをひたひたの水に入れて丸ごとボイルして、フォークが通るぐらいになったら火を止めて冷まします。
次に軟らかくなったかりんを4つ割にして、種を取って皮ごとこし器でこして、同量のグラニュ糖を入れて、焦がさないように気をつけて1時間ぐらい煮詰めて水分を飛ばします。
だんだん濃度が増して照りが出てきたら火から下ろして、用意しておいた型に流します。
1時間ほどすると粗熱も取れて、艶のあるゼリー状のお菓子が出来上がります。
これをさらに乾燥させて、型から外したら長方形に切り分けて乾燥させ、グラニュ糖をまぶして完成です。この状態になると、涼しいところで半年くらい保存出来ます。
さて、今年の冬のデザートでゼリーのような羊羹のようなものがあれば、それが多分「コトニャータ」ですよ。甘ーいお菓子ですが、かりんがたっぷり詰まっているのでカゼの特効薬になると思います。
今年は白馬のゲレンデに行こうと思っている方、カゼを引きそうな時は、アッサムでかりん酒を飲んでコトニャータを食べると、次の日はすっかり元気になれそうな気がしてきませんか。
鮮やかに紅葉したブルーベリーとたくさんのクルミの実、アッサムのお米を作っていただいている秋山農場から送っていただいた新米の稲穂、それに、紫の実が鮮やかなムラサキシキブ(葉は紅葉しませんが)です。
アッサムに見えたお客様がすぐ目に入るテーブルに”白馬の秋”(お米は新潟ですが)
を飾ったのでチョットお見せします。
秋はますます深まり、雪に覆われる冬がすぐそこまでやって来ていますので、アッサムの館内では美しい秋景色をチョットでも長く楽しみたいですね。
そして、今年の冬はいつからでしょうね。早く雪が降って欲しいと思いながら、まだまだ冬支度が残っているので複雑ですが・・。